愛媛県の市町村人口ランキング上位7自治体|全20市町の順位と人口差が見える!

愛媛県の市町村人口ランキング上位7自治体|全20市町の順位と人口差が見える! 暮らし

愛媛県の市町村人口ランキングを調べると、松山市が突出して多い一方、今治市や新居浜市、西条市などにも人口が集まっており、県内でも地域によって人口規模には大きな差があります。

愛媛県が公表する推計人口では、2026年8月1日現在の県全体の人口は1,244,782人で、前月から1,271人減少しています。

市町別の順位を同じ条件で比較するため、ランキングでは2026年7月1日現在の推計人口を基準とし、2025年国勢調査速報や2020年国勢調査との違いもあわせて整理します。

人口ランキングは単純な人数だけを見るのではなく、人口密度や人口減少率、地域区分、都市機能との関係まで見ることで、愛媛県の地域構造がより分かりやすくなります。

愛媛県への移住や住宅選び、商圏調査、地域比較などで人口データを使いたい方も、統計の時点と種類をそろえて確認することが重要です。

愛媛県の市町村人口ランキング上位7自治体

2026年7月1日現在の推計人口で比較すると、愛媛県で最も人口が多い自治体は松山市で492,118人となっています。

2位は今治市の139,555人、3位は新居浜市の108,052人、4位は西条市の98,109人となり、松山市とそれ以外の自治体では人口規模にかなり大きな差があります。

なお、愛媛県全体では翌月の2026年8月1日現在で1,244,782人まで減少しているため、人口は固定された数字ではなく毎月変化している点に注意しましょう。

出典となる愛媛県「愛媛県推計人口」は、https://www.pref.ehime.jp/page/3340.htmlで公表されており、2020年国勢調査人口を基準として出生、死亡、転入、転出などを加減した推計値です。

松山市

愛媛県の人口ランキング1位は松山市で、2026年7月1日現在の推計人口は492,118人です。

県全体の約4割が松山市に集中しており、2位の今治市と比べても人口は3倍を大きく上回るため、愛媛県では松山市への人口集中が非常に目立ちます。

松山市は県庁所在地であり、行政機関、商業施設、教育機関、医療機関、交通機能などが集積していることから、県内最大の都市圏を形成しています。

愛媛県20市町を同じ2026年7月1日現在の推計人口で並べると、次のようになります。

順位 市町 人口
1位 松山市 492,118人
2位 今治市 139,555人
3位 新居浜市 108,052人
4位 西条市 98,109人
5位 四国中央市 75,753人
6位 宇和島市 61,929人
7位 大洲市 36,181人
8位 伊予市 33,070人
9位 東温市 32,868人
10位 西予市 31,023人
11位 松前町 28,995人
12位 八幡浜市 28,217人
13位 砥部町 19,695人
14位 愛南町 16,809人
15位 内子町 13,409人
16位 鬼北町 8,510人
17位 伊方町 6,753人
18位 久万高原町 5,989人
19位 上島町 5,815人
20位 松野町 3,203人

今治市

2位の今治市は139,555人で、松山市に次ぐ愛媛県第2の人口規模を持つ自治体です。

今治市は東予地域の北部に位置し、中心市街地に加えてしまなみ海道で結ばれる島しょ部も市域に含むため、都市部から島まで幅広い地域を抱えています。

2025年国勢調査速報では人口141,735人となっており、2020年の151,672人から5年間で9,937人、率にして6.55%減少しました。

人口規模では県内2位を維持しているものの、長期的には人口減少が続いているため、現在の順位だけでなく推移もあわせて見る必要があります。

新居浜市

3位の新居浜市は108,052人で、愛媛県内では松山市、今治市に続く人口10万人規模の都市です。

新居浜市は別子銅山を背景に発展してきた工業都市で、現在も瀬戸内海沿岸に工場や事業所が集積していることが地域の大きな特徴です。

2025年国勢調査速報では108,640人で、2020年の115,938人から7,298人減少しており、5年間の減少率は6.29%でした。

人口だけでなく雇用や産業集積も考慮すると、東予地域の主要な生活・就業拠点の一つと考えられます。

西条市

4位の西条市は98,109人で、10万人をわずかに下回る人口規模となっています。

西条市は新居浜市に隣接する東予地域の都市で、市域が広く、工業、農業、住宅地など多様な地域を含んでいるのが特徴です。

2025年国勢調査速報では98,665人で、2020年の104,791人から6,126人減少し、5年間の減少率は5.85%でした。

新居浜市との差は比較的小さいため、今後の人口動向によっては3位と4位の差がさらに縮小する可能性もあります。

四国中央市

5位の四国中央市は75,753人で、愛媛県東端に位置する人口規模の大きな自治体です。

四国中央市は製紙・紙加工産業で知られ、香川県や徳島県、高知県方面への道路交通にも恵まれているため、県境を越えた経済活動が行われやすい地域です。

2025年国勢調査速報では77,151人で、2020年の82,754人から5,603人減少し、減少率は6.77%となっています。

人口順位だけを見ると5位ですが、産業集積や四国の交通上の位置まで含めると人口規模以上に重要な役割を持つ都市といえます。

宇和島市

6位の宇和島市は61,929人で、南予地域では最も人口の多い自治体です。

愛媛県の人口上位自治体は松山市周辺や東予に多いため、宇和島市は南予における行政、商業、医療、交通などの中心都市として重要な位置を占めています。

2025年国勢調査速報では62,715人となり、2020年の70,809人から8,094人減少したため、5年間の人口減少率は11.43%に達しました。

人口6万人を超える地域拠点である一方、人口減少のペースは県内上位都市の中でも比較的大きいことが分かります。

大洲市

7位の大洲市は36,181人で、宇和島市との間には2万人以上の人口差があります。

人口ランキングを見ると、上位6市と7位以下の間にも人口規模の段差があり、愛媛県では人口が一部の都市へ集中していることが分かります。

2025年国勢調査速報では37,365人で、2020年の40,575人から3,210人減少し、5年間の減少率は7.91%でした。

上位7自治体の人口規模を大まかに分類すると、次のような階層になります。

  • 約49万人:松山市
  • 約14万人:今治市
  • 約10万人:新居浜市・西条市
  • 約7万人:四国中央市
  • 約6万人:宇和島市
  • 約3万人:大洲市

愛媛県の人口ランキングはどのデータで見るべきか

愛媛県の市町村人口を検索すると、サイトによって数字が異なることがありますが、これは誤りとは限らず、人口を数えた時点や統計の種類が違うことが主な理由です。

人口を正確に比較するには、国勢調査、推計人口、住民基本台帳人口の違いを理解し、同じ統計の同じ日付で市町を並べる必要があります。

ランキングだけを確認する場合でも、数字の横に記載された基準日を確認する習慣をつけておくと、異なるデータを混同しにくくなります。

推計人口

愛媛県が毎月公表する推計人口は、国勢調査による人口を基礎として、その後の出生、死亡、転入、転出などの人口移動を反映して算出する統計です。

2026年8月1日現在では愛媛県の総人口が1,244,782人、男性592,248人、女性652,534人、世帯数600,498世帯となっています。

同年7月1日現在の1,246,053人から1か月で1,271人減っており、その内訳は自然動態が1,043人減、社会動態が228人減でした。

最新に近い人口規模を比較したい場合には、5年に一度の国勢調査だけでなく、この推計人口が便利です。

項目 2026年8月1日現在 前月比
総人口 1,244,782人 1,271人減
男性 592,248人 704人減
女性 652,534人 567人減
世帯数 600,498世帯 360世帯減
1世帯当たり人員 2.07人 -

国勢調査

国勢調査は日本国内に住むすべての人と世帯を対象として5年ごとに実施される重要な統計で、市町村間を同一条件で比較する基準として幅広く利用されています。

2025年10月1日現在の国勢調査人口速報では、愛媛県全体の人口は1,260,088人となり、2020年国勢調査の1,334,841人から74,753人減少しました。

5年間の人口減少率は5.60%で、愛媛県全体として人口減少が継続していることが確認できます。

国勢調査は毎月更新される統計ではありませんが、全国の自治体を同じ方法で比較できることが大きな利点です。

  • 2020年国勢調査:1,334,841人
  • 2025年国勢調査速報:1,260,088人
  • 5年間の減少数:74,753人
  • 5年間の減少率:5.60%

住民基本台帳人口

住民基本台帳人口は住民票に登録されている人を基礎として集計されるため、国勢調査や愛媛県の推計人口とは集計方法が異なります。

たとえば自治体公式サイトに掲載される月末人口と県の推計人口を比べると、同じ時期でも数字が一致しないことがあります。

転居手続きの時期や調査対象、基準日の違いが数字へ影響するため、一つのランキング表の中で異なる種類の人口統計を混在させるのは避けるべきです。

人口ランキングを作る場合は、どの人口を使ったのかを明記するだけでデータの信頼性が大きく高まります。

人口上位の市に人が集まる背景

人口ランキング上位の自治体が必ずしも面積の小さな都市とは限らず、人口規模には行政機能、雇用、交通、医療、教育など複数の要因が関係します。

愛媛県では松山市への集中が特に大きい一方、東予では今治市、新居浜市、西条市、四国中央市など複数の都市へ人口が分散しています。

南予では宇和島市が最大の人口を持っており、地域ごとに中心となる都市が異なることも愛媛県の特徴です。

松山市への集中

松山市の人口が他市を大きく上回る背景には、愛媛県庁をはじめとする行政機能に加え、商業、教育、医療、観光、サービス業など幅広い都市機能が集積していることがあります。

2026年7月1日現在の松山市492,118人は愛媛県全体の約4割に相当し、2位の今治市139,555人との差は35万人以上あります。

県内で進学や就職、転居を考える際に松山市が候補になりやすいことも、長期的な人口分布へ影響していると考えられます。

ただし松山市も人口減少と無関係ではなく、2025年国勢調査速報の497,041人は2020年の511,192人から14,151人減少しています。

比較項目 松山市 今治市
2025年人口 497,041人 141,735人
2020年人口 511,192人 151,672人
5年間の減少数 14,151人 9,937人
5年間の減少率 2.77% 6.55%

東予の都市集積

愛媛県東部の東予地域には今治市、新居浜市、西条市、四国中央市など人口規模の大きな自治体が連続しており、松山市だけに人口が集中しているわけではありません。

2025年国勢調査速報では、東予地域の人口は431,999人で、県全体の人口の3分の1を超える規模となっています。

東予には工業や製造業の集積があり、瀬戸内海沿岸の交通網と産業基盤が人口分布にも関係しています。

人口上位を見ると、県内2位から5位までのうち今治市、新居浜市、西条市、四国中央市の4市が東予地域に含まれます。

  • 今治市:県内2位
  • 新居浜市:県内3位
  • 西条市:県内4位
  • 四国中央市:県内5位
  • 上島町:島しょ部を含む東予地域

南予の地域拠点

南予地域では宇和島市が人口61,929人で最も多く、大洲市、西予市、八幡浜市などが続いています。

2025年国勢調査速報における南予地域の人口は209,905人で、2020年の235,435人から25,530人減少し、5年間の減少率は10.84%でした。

東予の減少率6.43%や中予の3.07%と比べると南予の減少率は大きく、県内でも人口変化のスピードには地域差があります。

南予の人口ランキングを見る際には、単純な順位だけでなく、広い市域や山間部、沿岸部、島しょ部を含む地域条件まで考慮することが大切です。

人口の推移から見える愛媛県の変化

現在の人口ランキングだけでは地域の変化を十分に把握できないため、過去の人口との比較も重要です。

2020年から2025年にかけて愛媛県全体では74,753人減少しており、県内の多くの市町で人口減少が確認されています。

一方で減少率には大きな差があり、松山市や松前町など比較的減少率が小さい自治体もあれば、10%を超える自治体もあります。

5年間の人口減少

2020年国勢調査で愛媛県の人口は1,334,841人でしたが、2025年国勢調査速報では1,260,088人となり、5年間で74,753人減少しました。

単純平均すると1年間当たり約1万5,000人規模の減少に相当するため、県全体の人口規模は比較的速いペースで縮小しています。

さらに2026年8月1日の推計人口は1,244,782人となっていることから、2025年10月の国勢調査時点以降も人口減少が続いていることが読み取れます。

ただし国勢調査と推計人口では集計方法が異なるため、異なる統計間の差をそのまま期間中の人口減少数として扱うのではなく、傾向を見るために利用するのが適切です。

時点 人口 統計
2020年10月1日 1,334,841人 国勢調査確定値
2025年10月1日 1,260,088人 国勢調査速報
2026年7月1日 1,246,053人 県推計人口
2026年8月1日 1,244,782人 県推計人口

自然減の影響

2026年7月中の愛媛県の人口動態を見ると、出生数514人に対して死亡数は1,557人で、自然動態だけで1,043人の減少となりました。

死亡数が出生数を大きく上回る自然減が続けば、転入者が一定数いても県全体の人口を維持することは難しくなります。

同じ月には転入2,605人、転出2,833人で社会動態も228人の減少となったため、自然減と社会減が同時に人口を押し下げました。

人口減少の原因を見るときは、単に若者が県外へ出ていると考えるのではなく、出生と死亡による自然動態も分けて確認する必要があります。

  • 出生:514人
  • 死亡:1,557人
  • 自然減:1,043人
  • 転入:2,605人
  • 転出:2,833人
  • 社会減:228人

市町ごとの減少率

2020年から2025年の国勢調査を比べると、人口減少率が比較的小さいのは松前町の2.11%、松山市の2.77%、東温市の3.31%などです。

一方、伊方町は15.72%、久万高原町は14.90%、愛南町は13.01%、宇和島市は11.43%減少しており、市町ごとの差はかなり大きくなっています。

人口ランキングが高い自治体でも減少が続いているケースはあるため、現在の人口が多いことと人口が増えていることは別の意味になります。

将来性や商圏を分析するときには、人口の絶対数と人口増減率をセットで確認すると地域の実態をつかみやすくなります。

人口ランキングを暮らしや移住で使うコツ

人口ランキングは地域の規模を把握するのに便利ですが、人口が多い自治体ほど必ず暮らしやすいという意味ではありません。

移住先や住宅購入先、事業エリアなどを選ぶ場合には、人口のほかに人口密度、交通、医療、学校、商業施設、地価なども確認する必要があります。

特に愛媛県は松山市のような都市部から島しょ部、沿岸部、山間部まで地域環境の差が大きいため、人口だけで生活環境を判断しないことが大切です。

人口密度を見る

人口が多い自治体でも市域が広ければ人口密度は低くなり、反対に人口が少なくても面積が小さければ住宅や店舗が密集している場合があります。

たとえば松前町は人口規模では約2万9,000人ですが、面積が約20平方キロメートルと小さいため、愛媛県内でも人口密度が非常に高い自治体です。

一方、久万高原町は約583平方キロメートルの広い面積に対して人口が約6,000人であり、人口密度では県内でも低い水準になります。

日常生活の店舗の集まり方や住宅地の密度を知りたい場合は、人口ランキングより人口密度の方が参考になるケースもあります。

自治体 人口規模の特徴 地域の見方
松山市 県内最大 人口・都市機能とも集中
松前町 約2.9万人 面積が小さく高密度
西予市 約3.1万人 市域が非常に広い
久万高原町 約0.6万人 広い山間地域
上島町 約0.6万人 島しょ地域

都市圏で考える

自治体の境界だけで人口を比べると、実際の通勤や買い物などの生活圏を正確に表せない場合があります。

松山市の周辺には東温市、松前町、砥部町、伊予市などがあり、自治体は別でも通勤、通学、買い物、医療などで松山市との結び付きが強い地域があります。

同様に東予では新居浜市と西条市など隣接する都市間で人の移動があり、自治体単独の人口以上の生活圏を形成しています。

人口ランキングを移住や出店判断に利用するときは、隣接自治体を含む実際の移動範囲を見ることで、より現実的な判断ができます。

  • 松山市周辺:東温市・松前町・砥部町・伊予市など
  • 東予東部:新居浜市・西条市など
  • 東予北部:今治市を中心とする地域
  • 南予:宇和島市を主要拠点とする地域

順位だけで判断しない

人口ランキングは地域を比較する入口として分かりやすい指標ですが、人口順位が低いこと自体を地域の価値が低いという意味に結び付けることはできません。

人口の少ない町には自然環境や住宅コスト、混雑の少なさなど都市部とは異なる特徴があり、暮らし方によっては人口の多い地域より適している場合があります。

反対に事業の商圏を考える場合でも、人口が多ければ必ず需要が大きいとは限らず、年齢構成、世帯数、所得、昼間人口、競合店舗などの確認が必要です。

愛媛県の市町村人口ランキングは、地域を優劣で並べるものではなく、それぞれの地域規模を比較する基礎データとして使うのが適切です。

愛媛県の人口は松山市への集中と地域差がポイント

愛媛県の市町村人口ランキングでは、2026年7月1日現在で松山市が492,118人と圧倒的な1位となり、今治市、新居浜市、西条市、四国中央市、宇和島市、大洲市が続きます。

20市町の中では松山市だけで県人口の約4割を占める一方、東予にも人口規模の大きな都市が複数存在し、南予では宇和島市が主要な地域拠点となっています。

県全体では2026年8月1日現在の推計人口が1,244,782人となり、2025年国勢調査速報の1,260,088人や2020年国勢調査の1,334,841人から見ても人口減少傾向が続いています。

人口を比較するときは推計人口、国勢調査、住民基本台帳人口を混同せず、必ず同じ調査と同じ基準日で順位を見ることが重要です。

移住や住まい選び、商圏分析などに利用する場合は、人口の絶対数だけでなく人口増減率、人口密度、都市圏、交通、医療、商業なども組み合わせることで、愛媛県各市町の特徴をより正確に把握できます。