松山のB級グルメを探しているなら、観光客向けの豪華な郷土料理だけでなく、地元の人が長年食べ続けてきた庶民的な味にも注目したいところです。
松山市には、アルミ鍋で提供される鍋焼きうどん、港町で育った三津浜焼き、独特の食感を楽しめるかめそばなど、ほかの地域ではなかなか出会えないソウルフードがあります。
松山市駅や大街道など中心部で食べられる料理がある一方、三津浜や道後温泉まで少し足を延ばすことで、さらに個性的な食文化に触れられます。
旅行中のランチや食べ歩きはもちろん、リーズナブルに松山らしい食事を楽しみたい人にもB級グルメはぴったりです。
ここでは松山を代表するB級グルメのおすすめ店を中心に、料理の特徴、エリア別の楽しみ方、食べ歩きのコツまで紹介します。
松山のB級グルメおすすめ8選
松山でB級グルメを満喫するなら、最初に食べておきたいのが鍋焼きうどんや三津浜焼きといった地域色の強い料理です。
さらに、地元で長く親しまれてきたかめそば、ボリュームのあるミートソーススパゲッティ、昔ながらのおやつなども見逃せません。
ここでは松山らしさ、知名度、旅行中の立ち寄りやすさなどを考えながら、個性的な8店を紹介します。
鍋焼うどん アサヒ
鍋焼うどん アサヒは、松山のB級グルメを語るうえで外せない鍋焼きうどんの老舗です。
松山の鍋焼きうどんは一般的なコシの強いうどんとは方向性が異なり、やわらかな麺と甘めのだしをアルミ鍋で楽しむスタイルが特徴です。
アサヒは1947年創業とされる歴史ある店で、レトロなアルミ鍋から立ち上る湯気まで含めて松山らしい食体験を味わえます。
松山市中心部にあるため、大街道や銀天街周辺を観光するときのランチにも組み込みやすいでしょう。
| 名称 | 鍋焼うどん アサヒ |
|---|---|
| 特徴 | 甘めのだしとやわらかな麺の鍋焼きうどん |
| 向いている人 | 松山定番のソウルフードを食べたい人 |
| 価格帯 | 1,000円前後を目安 |
| 注意点 | 営業時間や売り切れを事前確認 |
| 住所 | 愛媛県松山市湊町3-10-11 |
ことり
ことりはアサヒと並んで松山の鍋焼きうどんを代表する存在として知られている老舗です。
いりこなどの旨みを感じる甘めのだしとやわらかなうどんが特徴で、観光客向けに作られた名物というより昔から地元で日常的に親しまれてきた味を楽しめます。
アサヒとことりは比較的近い場所にあるため、量に余裕があるなら2店を訪れて味の違いを比べる楽しみ方もできます。
昔ながらの雰囲気を含めて楽しみたい人には、とくに候補に入れてほしい店です。
| 名称 | ことり |
|---|---|
| 特徴 | 昔ながらの甘いだしの鍋焼きうどん |
| 向いている人 | 老舗の松山グルメを味わいたい人 |
| 価格帯 | 1,000円前後を目安 |
| 注意点 | 売り切れ次第終了となる場合あり |
| 住所 | 愛媛県松山市湊町3-7-2 |
日の出
日の出は、松山市西部の港町で育った三津浜焼きを味わえる人気店です。
三津浜焼きは薄く焼いた生地に魚粉、キャベツ、ちくわ、肉、卵、そばなどを重ね、甘辛いソースで仕上げる松山独自のお好み焼き文化です。
一見すると広島のお好み焼きにも似ていますが、三津浜ならではの具材や焼き方があり、地元では昔から身近な食事として食べられてきました。
日の出では鉄板から漂う香ばしいソースの香りも魅力なので、三津浜散策とセットで訪れるのがおすすめです。
| 名称 | 日の出 |
|---|---|
| 特徴 | 三津浜を代表する三津浜焼きの人気店 |
| 向いている人 | 港町のソウルフードを体験したい人 |
| 価格帯 | 1,000円前後を目安 |
| 注意点 | 混雑や営業時間変更を事前確認 |
| 住所 | 愛媛県松山市三杉町11-8 |
お好み焼みよし 三津店
お好み焼みよし 三津店も、三津浜焼きを目的に松山を訪れるなら候補に入れたい店です。
鉄板で焼かれる昔ながらの三津浜焼きは、豪華な観光料理とは違った気取らないおいしさが魅力です。
三津浜エリアには複数の三津浜焼き店があり、店によって焼き方や具材、ソースの印象に違いがあるため、食べ比べを目的に散策する楽しみ方もあります。
価格を抑えながら地域ならではの料理を味わえることも、松山のB級グルメとして三津浜焼きが支持される理由でしょう。
| 名称 | お好み焼みよし 三津店 |
|---|---|
| 特徴 | 昔ながらの三津浜焼きを楽しめる |
| 向いている人 | 三津浜で食べ歩きをしたい人 |
| 価格帯 | 1,000円前後を目安 |
| 注意点 | 席数や営業状況を事前確認 |
| 住所 | 愛媛県松山市住吉2-4-3 |
かめそば じゅん
かめそば じゅんでは、かつて松山で親しまれていた味を受け継いだご当地焼きそばのかめそばを楽しめます。
一般的な濃厚ソース味の焼きそばとは異なり、香ばしく焼いた麺に削り節やちりめんじゃこを合わせる独特のスタイルが特徴です。
噛むほどに麺と魚介系の風味が広がるため、焼きそばという言葉から想像する味との違いも楽しみの一つです。
大街道から歩いて行ける繁華街に位置しているので、松山観光の夕食やお酒を飲んだ後の締めにも利用しやすいでしょう。
| 名称 | かめそば じゅん |
|---|---|
| 特徴 | ちりめんじゃこを使った松山伝統の焼きそば |
| 向いている人 | 珍しい麺料理を食べたい人 |
| 価格帯 | 1,000円前後を目安 |
| 注意点 | 夜営業中心なので訪問時間に注意 |
| 住所 | 愛媛県松山市二番町1-4-11 |
でゅえっと 市駅前店
でゅえっと 市駅前店は、松山市民に長く親しまれているミートソーススパゲッティで知られる店です。
看板メニューのでゅえっと風ミートソースは甘みを感じるソースと存在感のある麺が特徴で、一般的なイタリア料理店のパスタとは少し異なる独自の方向性を持っています。
ボリューム感も魅力の一つなので、しっかり食べたい日のランチにも向いています。
松山市駅のすぐ近くという便利な立地もあり、鉄道やバスを利用する旅行者が予定に組み込みやすい松山グルメです。
| 名称 | でゅえっと 市駅前店 |
|---|---|
| 特徴 | 甘めのミートソースとボリュームのある麺 |
| 向いている人 | 満腹になる松山の洋食を食べたい人 |
| 価格帯 | 1,000円台を目安 |
| 注意点 | 量が多めなので注文時に確認 |
| 住所 | 愛媛県松山市湊町の松山市駅前 |
労研饅頭たけうち 勝山町本店
食事だけでなく松山ならではのおやつを探しているなら、労研饅頭たけうちも覚えておきたい存在です。
労研饅頭は饅頭という名前ながら、一般的なあん入りの和菓子とは異なり、独自の酵母を使って蒸した素朴な蒸しパンのような食べ物です。
昭和初期から続く松山の味であり、派手なスイーツとは違った素朴な風味に昔ながらの食文化を感じられます。
食べ歩き用のおやつや旅行中の軽食として利用するほか、持ち帰って少しずつ味わうのもよいでしょう。
| 名称 | 労研饅頭たけうち 勝山町本店 |
|---|---|
| 特徴 | 独自酵母を使った昔ながらの蒸しパン |
| 向いている人 | 松山独自のおやつを探している人 |
| 価格帯 | 1個数百円以内を中心に購入可能 |
| 注意点 | 種類によって売り切れる場合あり |
| 住所 | 愛媛県松山市勝山町2-12-10 |
みつわのコロッケ
みつわのコロッケは、道後温泉駅近くで気軽に立ち寄れる昔ながらのコロッケ店です。
高級な郷土料理ではなく、散策途中に気軽につまめる庶民的な食べ物を探している人に向いています。
道後温泉周辺は飲食店や土産店が多いため、食事を一軒だけに決めず、小さな名物をいくつか食べ歩く楽しみ方とも相性が良いエリアです。
温泉街の散策中に小腹が空いたときにも利用しやすく、松山のB級グルメ旅に変化を付けられます。
| 名称 | みつわのコロッケ |
|---|---|
| 特徴 | 道後で気軽に楽しめる昔ながらのコロッケ |
| 向いている人 | 道後温泉で食べ歩きを楽しみたい人 |
| 価格帯 | 1,000円以内を目安 |
| 注意点 | 売り切れや営業時間変更に注意 |
| 住所 | 愛媛県松山市道後湯の町12-33 |
松山で食べたい名物B級グルメの特徴
松山のB級グルメは一種類に偏っておらず、麺料理、粉もの、洋食、おやつまで幅広いことが特徴です。
その背景には松山市中心部だけでなく、三津浜のような港町や道後の温泉街など、それぞれ異なる文化を持つ地域が市内に存在していることがあります。
料理そのものを知っておけば、店を選ぶときにも自分の好みに合った候補を絞りやすくなります。
鍋焼きうどん
松山の鍋焼きうどんは、一般的な鍋焼きうどんとは少し違う独自のスタイルで親しまれています。
昔ながらの店では軽いアルミ鍋を使い、やわらかなうどんを甘めのだしで煮込んで提供するのが代表的です。
讃岐うどんのような強いコシを期待する料理ではなく、だしを含んだやわらかな麺を味わう料理と考えると魅力が分かりやすいでしょう。
- アルミ鍋で提供される
- だしは甘め
- 麺はやわらかめ
- 肉や油揚げなどが入る
- いなり寿司と合わせる店も多い
三津浜焼き
三津浜焼きは松山市西部の三津浜地区で長年親しまれてきたお好み焼きの一種です。
松山市の公式観光情報でも三津浜のソウルフードとして紹介されており、文化庁の100年フードにも認定されています。
薄い生地を焼き、魚粉、キャベツ、ちくわ、肉、そばやうどんなどを重ねるため、一枚でも食べ応えがあります。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 発祥エリア | 松山市三津浜地区 |
| 料理の種類 | 重ね焼きのお好み焼き |
| 代表的な具 | キャベツ・ちくわ・肉・麺・卵 |
| 味付け | 甘辛いソース |
| 楽しみ方 | 複数店舗の食べ比べ |
かめそば
かめそばは松山で親しまれてきた独特の焼きそばで、現在はかめそば じゅんがその味を受け継いでいます。
一般的なソース焼きそばとも中華料理のあんかけ焼きそばとも異なり、香ばしい麺と魚介系のトッピングが特徴です。
削り節やちりめんじゃこの風味が加わることで、濃厚なソースに頼らない素朴な旨みを楽しめます。
松山市中心部の夜に食べられるため、お酒を楽しんだ後の締めとして候補に入れる方法もあります。
松山のB級グルメをエリア別に楽しむ方法
松山は市内の観光エリアごとに食べられるB級グルメが異なるため、料理だけでなく場所から店を選ぶ方法も便利です。
松山市駅や大街道周辺なら徒歩移動を中心に複数店を回りやすく、三津浜では港町の散策を兼ねて三津浜焼きを楽しめます。
道後温泉へ行く予定があるなら、温泉街の軽食を加えることで観光と食べ歩きを無理なく組み合わせられます。
松山市駅周辺
松山市駅周辺は公共交通機関を利用する旅行者にとって特に便利なグルメエリアです。
徒歩圏を広げると銀天街や大街道方面まで移動でき、鍋焼きうどんをはじめとした昔ながらの料理を楽しめます。
限られた時間で松山のB級グルメを味わいたい場合には、中心市街地を軸にするのが効率的です。
- でゅえっとのミートソース
- アサヒの鍋焼きうどん
- ことりの鍋焼きうどん
- 銀天街の食べ歩き
- 大街道方面への散策
三津浜
三津浜は松山市中心部とは雰囲気が異なり、昔ながらの港町を歩きながら地域独自の食文化に触れられるエリアです。
最大の目的は三津浜焼きで、周辺には複数の専門店が存在しています。
一店舗で満腹になるまで注文するより、同行者と分けながら複数の店を巡ると店ごとの違いを比較しやすくなります。
| 楽しみ方 | ポイント |
|---|---|
| ランチ | 三津浜焼きを中心にする |
| 食べ比べ | 複数人でシェアする |
| 街歩き | 港町の景観も楽しむ |
| 移動 | 伊予鉄道を活用する |
| 滞在時間 | 余裕を持って組む |
道後温泉周辺
道後温泉周辺では本格的な郷土料理だけでなく、コロッケやじゃこ天など歩きながら楽しみやすい軽食も見つけられます。
温泉街という土地柄から店が比較的まとまっており、徒歩でいくつかの味を試せることがメリットです。
昼食を豪華にしすぎず、小さなグルメを複数回楽しみたい人にも向いています。
道後温泉本館などを観光する予定がある場合には、食べ歩きの時間もあらかじめ確保しておくとよいでしょう。
松山のB級グルメで迷ったときの選び方
魅力的な料理が多い松山では、短い旅行中にすべてのB級グルメを食べるのは難しい場合があります。
そのようなときは知名度だけで順位を決めず、移動手段や食事量、観光予定などを基準に選ぶと効率的です。
特に初めて松山を訪れる場合は、中心街で一品、別のエリアでもう一品という組み合わせにすると地域ごとの違いも感じられます。
初めてなら鍋焼きうどん
初めて松山を訪れる人が一品だけ選ぶのであれば、鍋焼きうどんは有力な候補です。
松山市中心部で食べられるため移動の負担が少なく、一般的なうどんとの違いも分かりやすいからです。
食事の量も極端に多くなりにくいため、その後に別の松山グルメを追加しやすいメリットがあります。
- アサヒを候補にする
- ことりを候補にする
- いなり寿司も試す
- 甘めのだしを楽しむ
- アルミ鍋にも注目する
個性重視なら三津浜焼き
松山ならではの地域性をより強く感じたい人には三津浜焼きが向いています。
市中心部から三津浜まで移動する必要はありますが、料理だけでなく港町そのものを観光できる点が魅力です。
三津浜焼きを扱う店は複数あるため、時間があるなら一店舗だけでなく街全体を楽しむつもりで訪れると満足感が高まります。
| 重視する条件 | おすすめ |
|---|---|
| 松山らしさ | 鍋焼きうどん |
| 地域色 | 三津浜焼き |
| 珍しさ | かめそば |
| ボリューム | ミートソース |
| 食べ歩き | コロッケ・労研饅頭 |
食べ歩きなら軽食
一日に複数の松山グルメを楽しみたい場合は、一食ごとの量を抑えることが重要です。
労研饅頭やコロッケのような軽食を間に入れることで、昼食と夕食の両方で別の名物を食べやすくなります。
二人以上で旅行する場合には三津浜焼きなどをシェアし、一人当たりの量を調整する方法もあります。
B級グルメ巡りでは一店舗で満腹になることより、少量ずつ多くの松山らしい味に触れることを意識すると楽しみが広がります。
松山でB級グルメを食べ歩くときの注意点
松山のB級グルメには長年営業している個人店が多く、大型チェーンのように一日中営業しているとは限りません。
営業時間が短い店、売り切れ次第終了する店、定休日が複数ある店もあるため、旅行当日に思いつきだけで回ると目的の料理を食べられない場合があります。
特に複数の人気店を一日で巡る場合には営業時間と位置関係を確認してから動くことが大切です。
営業時間を確認する
昔ながらのB級グルメ店では昼だけ営業する店や夜だけ営業する店があるため、営業時間の確認は欠かせません。
臨時休業や売り切れによる早仕舞いの可能性もあるので、遠方から訪れる場合は店舗の公式SNSや最新情報も確認すると安心です。
特に鍋焼きうどんを昼、かめそばを夜というように料理ごとの営業時間を利用すれば、一日で複数の名物を楽しみやすくなります。
- 定休日を確認
- 開店時間を確認
- ラストオーダーを確認
- 売り切れ終了の有無を確認
- 臨時休業情報を確認
現金を用意する
昔ながらの小規模店では、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応していない場合があります。
スマートフォンだけで支払いを済ませる旅行スタイルでも、B級グルメ巡りをする日は少額の現金を用意しておいたほうが安心です。
1,000円札や小銭を準備しておけば、小さな飲食店やテイクアウト店でも会計をスムーズに済ませやすくなります。
| 準備 | 理由 |
|---|---|
| 現金 | 現金のみの店舗対策 |
| 小銭 | 少額商品の購入 |
| 地図アプリ | 路地にある店舗を探す |
| 営業時間確認 | 早仕舞い対策 |
| 空腹の余裕 | 複数店を巡りやすくする |
移動距離を考える
松山市駅、大街道、道後温泉は比較的移動しやすい一方、三津浜は中心市街地から離れています。
一日にすべてのエリアを回ろうとすると移動時間が増え、せっかくの食べ歩きが慌ただしくなる可能性があります。
中心街と道後を一日にまとめ、三津浜は別の時間帯に訪れるなど、エリア単位で予定を作ると効率的です。
伊予鉄道の路面電車や郊外電車をうまく組み合わせれば、車を使わない松山旅行でも十分にB級グルメ巡りを楽しめます。
松山らしいB級グルメは昔ながらの味を楽しもう
松山のB級グルメには、鍋焼きうどん、三津浜焼き、かめそばなど、長い年月をかけて地元の暮らしに根付いてきた個性的な料理があります。
初めて松山を訪れるならアサヒやことりで鍋焼きうどんを味わい、時間に余裕があれば三津浜まで足を延ばして三津浜焼きを食べるプランがおすすめです。
松山市駅周辺ではでゅえっとのミートソース、大街道周辺ではかめそば、道後温泉ではコロッケなどを組み合わせることで、一日の観光ルートに自然にB級グルメを加えられます。
さらに労研饅頭のような松山独自のおやつを途中に挟めば、食事だけでは分からない地元の日常的な食文化にも触れられます。
有名な鯛めしだけで旅行の食事を終わらせず、地元で長く食べ継がれてきた庶民の味まで巡ることで、松山グルメの魅力をより深く楽しめるでしょう。
